2024新年会

昨年度修了して今年度から新社会人となった方々を中心に、研究室1期生と新年会を開催しました。
社会人になってまだ9ヶ月ですが、みなさんそれなりに社会にもまれて、何とか頑張っているようです。
少しずつ構造設計の話もできて、教員として、設計者としては嬉しい限りです。今後もみなさんの成長を楽しみにしております。

まずは明るい話題を。昨年末に、一級建築士の合格発表があったのですが、見事ストレート合格が1名!小川さん、おめでとう!!
ここ最近の一級建築士の総合合格率は10%程度のようで、私の頃より難易度かなり上がっているのではないかと思って調べたら、私が合格した年は8.0%でした。。
一級建築士試験の合格データ:https://www.archicom.co.jp/1qgokaku.htm

私は製図がとにかく地獄だった記憶しかありません。。(働きながらだと時間がなかなか取れない。)
合格率は例年と同程度のようでしたが、私の頃より学科科目も増えてますし、製図での作図量や文章量も増えてますので、難易度は今の方が高いのではないかと思います。
とりあえず、研究室から初の一級建築士合格者が出ました。改めましておめでとうございます!

毎回、出席率の良い1期生

21時過ぎに呼ばれて小田原から品川に駆けつける後輩の2期生

そして、話題はやはり2024年能登半島地震へ。
行政や自衛隊,救急医療の方々,ボランティアの方々には頭が下がる思いです。
被災された方々やそのご家族のみなさまの安全と被災地のみなさまの暮らしが1日も早く平穏に復することを心よりお祈り申し上げます。
専門家として、構造設計という責務の重さと自身の無力さを痛感するとともに、
日々のなすべき設計,教育,研究に引き続き向き合っていくほかないことを改めて感じました。出来ることを出来る限り。

執筆:富澤 徹弥(教員)