(株)構造計画研究所にて研究報告会&親睦会が行われました

2023年3月13日(月)、(株)構造計画研究所(以下、KKE)にて研究報告会&親睦会が行われました。

“風車”に関わる研究をしてきた学生の卒論や修論の成果、修論の途中経過を構造計画研究所の方々の前で発表しました。

本所新館の前で集合していざ会場へ。KKEの方々が思ったよりいらっしゃったので、席が埋まっていくにつれて、発表者の緊張が高まっていきました。ちなみに私は助手のような立場で参加したので、それを横目に気楽に座っていました。私は風車関係者ではないため知識は浅いのですが、それでも皆さんの発表はとても分かりやすかったです。発表者の皆さんお疲れ様でした!

富澤研究室からの研究発表以外にもKKEの方々からのトピック紹介ということで、風車の維持管理関連のビジネス提案、陸上、洋上風車の概要をお話して頂きました。特に印象に残ったものは、風車の異常検知に固有振動数を用いて判断する提案で、やはり学外でのお話は研究室内では触れないトピックが溢れているので、とても刺激になりました。紹介してくださった藤下さん、篠田さん、小島さん、ありがとうございました!

発表前
趣旨説明
発表写真1
発表写真2
発表写真3
発表写真4
発表写真5
KKEの方からのトピック紹介

最後にKKEの方々との交流会です。KKEの方々のお話はとても面白く、懇親会は2時間30分の予定のところ、どのテーブルも賑やかで、気づけば10時を過ぎていました。その中3期生ゼミ長の高橋惠介くんは、学生一人にもかかわらずKKEの方々5、6人を相手に話をまわしていてすごかった、、、。

乾杯の挨拶
話をまわす恵介
懇親会の様子

 研究報告会に参加して頂きました皆様、ありがとうございました!

下記は当日のプログラムです。(以下、敬称略)
15:00~15:05   主旨説明(富澤徹弥)
15:05~15:15   風力発電設備支持物の余寿命予測のための実測応答調査研究(B4:高橋恵介)
15:15~15:20   実測データを用いた風力発電支持物の余寿命予測に関する研究(M1:高橋俊太)
15:20~15:35   実測に基づく風力発電設備支持物の応答制御に関する研究 -多重TMDが制振効果に与える影響-(M2:松浪加奈)
15:35~15:50   質疑応答
15:50~16:00   休憩
16:00~16:15   複合構造風車支持物における応答スペクトル法に基づく地震応答評価と応答補正手法の提案(M2:馬場淳)
16:15~16:20   風力発電支持物の複合化に関する研究 -応答スペクトル法を用いた最適化設計手法の提案-(M1:堀口真成)
16:20~16:30   質疑応答
16:30~17:00   KKEトピック紹介①(KKE建築構造工学部:藤下)
17:00~17:30   KKEトピック紹介②(KKE風力発電設計部:陸上室(篠田),洋上室(小島))
17:30~20:00   懇親会

執筆:松尾