2024年度 (株)構造計画研究所との研究報告会&親睦会
2024年4月26日(金)、(株)構造計画研究所(以下、KKE)の新館にて研究報告会&親睦会が行われました。昨年度同様、風車をテーマに研究をしている学生の卒論の成果や修論の途中経過、KKEさんの取り組みを報告し合いましょう、の会です(注:執筆者は発表していません)。昨年は3月での開催でしたが、今年は皆さんのご都合を踏まえ、GW前の開催となりました。
14:40頃、集合場所である新館の前に到着。新M1はディズニープリンセスのエルサにも負けないくらい緊張で色が白かったのに対して、新M2の高橋恵介くんは集合時間ギリギリまで一服しているという余裕っぷりを見せていました。やっぱM2だからね。
そんな中でも大勢の風車関係者の前で堂々と発表している姿はやはり本当にかっこよかった。お疲れ様でした。ちなみに富澤先生は発表中にも関わらずカメラに目線を送るというアイドル顔負けのファンサをしているので、下の写真は必見です。たくさん質問もいただいていたので、みなさんの今後の研究進捗に役立つことを願っています。
KKEの方々からは、風力発電設計部の特徴やデータ同化を用いた減衰の推定方法やデータ同化による同定モデルに基づいた累積疲労評価についてご紹介いただきました。やはり印象に残っているのは風車の規模をゴジラと比較した小御門さんの趣味全開のCG画像です。普段KKE風力発電設計部でアルバイトしている時も感じていますが、画像を使うなど、前線で仕事している人が持つ、人に分かりやすく伝える力というものは、何度見ても素晴らしいなと感じます。風車の研究に直接関係ない私でも勉強になる会であると思いました。
報告会が終わった後は親睦会の時間です。普段の学生や先生と行う飲み会ではないので、研究や仕事の話だけかと思いきや、学生に寄り添ったプライベートや人生の先輩としての話もたくさん聞かせていただいたので、刺激的で非常に楽しい会になりました。
最後になりますが、GW前の忙しい時期にも関わらず研究報告会&親睦会にご参加いただいた皆様、発表していただいた小御門さん、篠田さん、齋藤さん、藤下さん、ありがとうございました。
下記は当日のプログラムです。(敬称略)
15:00~15:05 主旨説明(明治大:富澤)
15:05~15:25 風力発電設備設計の特徴とトレンド(KKE:小御門、篠田)
15:25~15:35 風力発電設備鋼製タワーの最適化モデルを用いた設計荷重の傾向分析(明治大M1:原田)
15:35~15:50 質疑応答→休憩
15:50~16:10 風力発電設備支持物の実測に基づく余寿命予測の試み(明治大:富澤)
16:10~16:25 実測に基づく風力発電設備支持物の累積損傷度評価に関する研究(明治大M2:高橋)
16:25~16:35 風力発電設備支持物の実測に基づく最適レギュレータ理論を用いたAMDによる応答制御(M1:伊東)
16:35~16:50 質疑応答→休憩
16:50~17:10 データ同化を用いた風外力と構造減衰の推定(KKE:齋藤)
17:10~17:30 データ同化による同定モデルに基づく、風車運転時の歪、応力および累積疲労評価 (KKE:藤下)
17:30~17:40 質疑応答→おわりに
執筆者:松尾
掲載:吉田