アイス棒デザイン発表会

今年も富澤研究室の名物イベント、「アイス棒タワーコンテスト」の季節がやってきました!

本日はコンテスト本番を前に、恒例のデザイン発表会が開催されました。富澤研では、タワーのデザイン性と耐久性能の両方を評価し、総合点で順位を決定します。そのため、構造的な強さに限らず、デザイン性も考慮した設計が要求されます。

質疑応答
言語化は難しい
触って確認
興味津々

今回エントリーされたタワーは2作品。それぞれ異なる構造コンセプトに基づいて設計されており、その特徴がデザインにも色濃く表れていました。一方は、重り積載箇所を構造躯体と切り離し免震のような機構の再現を目指した設計。もう一方は、剛性の異なる2つのタワーを2重構造にし、摩擦ダンパーで接合することによってエネルギーを吸収する設計です。

動くかな?
加振までに完成だ!

昨年度からレーザーカッターの使用が始まり、これまで実現が難しかった精密な加工や複雑な形状も可能になり、設計の自由度が飛躍的に向上しています。今回のタワーも、そうした新しい技術を生かしたアイデアが多数盛り込まれており、来週の加振実験がますます楽しみです!

来週はいよいよ、木フレーム作りや加振実験が行われます。その様子も記事でお伝えしていきますのでお楽しみに!

執筆:北原