パラレルリンク 加振実験 2025/07

7月3日筆者の研究対象である3次元免震システムの懸架型パラレルリンク機構の加振実験を行いました。
2025年度パラレル初実験です。

今年度は3人体制ですが、全員が解析を主とした研究のため、論文執筆に際して実験を行う予定はありません。
そのため、今回の実験の主な目的は、私たちB4への実験の継承です。
加えて、以前より先生が気にされていた「残留変位の再現性」についても確認を行いました。

今回は3種類のガス圧で、それぞれ10回ずつ、計30回の加振を実施しました。
黙々と作業を進めたこともあり、思いのほか早く終えることができました。

残留変位は全体を通して概ね±10mm以内に収まっており、再現性がないわけではなさそうという結果でした。
しかし、加振によって下がった油圧を戻す作業や、中立位置へ戻す操作はすべて手動で行っているため、外れ値がちらほら見られるのも事実です。

この、「加振する度に機構を中立位置に戻す作業」がおそらく一番大変だったと思います。
男性2人が全てやってくださり、本当にありがたかったです。

加振中の挙動は割と地味
非常に暑かった

実験後の片付けの途中、富澤先生のご厚意でアイスとジュースをご馳走になりました😍🎶
先生はクーリッシュがお好きだそうです。
クーリッシュ美味しいですよね。ご馳走でした😍💕
(4人でアイスを食べている写真を撮り忘れました、、、後悔しています)

来年度に向けて、実験をB4だけで行えるように頑張ります。
とはいえどうしても行き詰まったときは、原さんにご連絡するかもしれません。
そのときはよろしくお願いします、、、汗

執筆:天方