有孔煉瓦基礎の組積作業
「有孔煉瓦基礎の載荷実験」に使用するため、今年もレンガの組積を行いました!!
なんのことか良く分からない人はこちらを見てね↓
昨年の研究結果をもとに、今年は高さの異なる合計6体の試験体を製作することに。
準備として、まず寸法を導き、組み方を考え、材料の発注と。正直ここまでは単調に進みすぎて、「あと組積だけでしょ!もう研究終わるじゃん笑」と楽観的に考えていました。
しかし試験体製作があんなに大変だとは... この時の私は何も知りませんでした...
材料が届き、早速組積スタート!!......と思いきや、そんな簡単には始まらない。組積するまでにはいくつもの工程がありました。
フレーム・鉄板の孔空け、フレームの組み立て、歪みゲージの貼り付け、作業場の確保
と段階を踏まないと煉瓦の組積は行えません。
「全部1人でやったら絶対終わらない!!」と絶望し、人手が欲しいと思った私でしたが、同期や先輩方はお金が出ないと手伝ってくれない。どうすればと考えた時、いいアイデアを思いつきました。スタンプカードを作って景品を設ければ、みんなゲーム感覚で手伝いに来てくれるのでは?と。
実際に作ってから配ると、案の定スタンプと景品欲しさにみんな手伝いに来てくれました。そんなに自分とペア写真が撮りたいのか...嬉しいなぁ...
そんな皆さんの手伝いのおかげで、順調に作業が進み、予想より早く組積を開始することができました。
組積に関しては、今年も煉瓦職人の方に来てもらい、やり方を教えてもらってからいざ実践!!しかしやってみるととても難しい!!煉瓦職人は淡々と組積するため、簡単なのかと思いきや、見るとやるでは大違い。それでも徐々にコツを掴み、同期や先輩方の助けのおかげもあって自分が思うよりも早く終わりました。あとは養生期間を経た後、実験にかけるだけ!!(まぁ、そこからが大変なんだけどね...)
夏休み中の作業だったため最初は少し憂鬱でしたが、いつもすぐ帰ってしまう同期やお酒大好きな高音歌声の先輩と予想外な方が助けに来てくれたり、みんなで焼肉行ったりと約1ヶ月間、一貫して楽しく作業をすることができました。手伝ってくれた方々本当にありがとうございました!!スタンプカードの景品ワクワクしながらお待ちください!!ちなみに自分の中のMVH(最優秀ヘルパー)はドラクエマニアのあの男です。
実験がうまくいきますように!!お手紙めんど...
執筆:三柴