アイス棒おばけコンテスト

研究室内の春学期ゼミナールの授業として行っていた、アイス棒を使ったブリッジとタワーのコンテストを開催したのだ。
昨年度開催されたJSCA主催のコンテストの内容を参考に、本年度は研究室内でコンテストを行ったのだ。
研究室内でB4をA~Cの3チームに分け、M1チームを加えた4チームによって、構造性能(70点満点)とデザイン評価(30点満点)をめぐって勝負するのだ。

ブリッジ編

アイス棒と糸と接着剤を使用し、1mスパンを飛ばすブリッジを作成しました。構造性能はブリッジ中心に錘となるペットボトルを置き、何グラムまで耐えることができたかによって順位を評価したのだ。

Aチーム(服装揃えたのかな)
Bチーム(写真切れているけどこのチームの橋かっこいい)
Cチーム(*写真はイメージです)
Dチーム

事前に振動させる予備試験を行うことができなかったこともあり、想定していたよりも小さい振幅によってタワーが倒壊してしまう班や、予測と異なる破壊性状を示した班もありましたが、最終結果は接戦となったのだ。

加力試験の様子

タワー大破編

接着剤を使用することを禁止とし、切り欠きを用いて部材を組み合わせることによる接合によって構築するルールとしたのだ。錘を1メートル以上の部分に置き、本学の振動台を用いて単振動による一方向加振を行い構造性能の判定を行ったのだ。加振波の振動数は、共振点を狙って敵チームが相談して決めたのだ。安全対策のため、以前の研究で使用していた木フレームを協力して組み立てたのだ。

木フレーム制作の様子

タワーと異なり、事前の載荷試験を行った結果を反映した修正がなされたのだ。その結果、予測していた破壊性状と同等の破壊性状となるチームが多く、満足のいく結果となったチームが多かったのだ。また、糸や接着剤を使用したこともあり、想定以上の靭性を発揮するものが多かったのだ。

最終結果としては、M1に及ぶことはできませんでしたが、B4の中では接戦になったのだ。M1の計らいもあり、優秀賞ということで、B4の中で1位となったAチームに賞金が贈られたのだ。M1最強!M1最強!M1最強!M1最強!

一から自分たちでレギュレーションを作った大会ではありましたが、配点の方法や運営面を含め、円滑に良い大会ができたと思うのだ。これもM1のゼミ長である井上幹太のおかげなのだ。感謝しろよまじで。

執筆:井上幹太