2024年度 修士論文 口頭試問
2025年2月19日(水) 明治大学にて構造・材料分野 修士論文口頭試問が行われました。
この日は、例年に比べて寒かった気がします。
前の研究室の発表時間には入場しなかったので、教室の前に富澤研で待機していたのですが、寒すぎて、みんなが一箇所に集まるもんだからでおしくらまんじゅうみたいに…なってないか。
早く中に入りたいなー、中に入ったらあったかいだろうなーと期待していたんですが
今年はいつもと違って大教室でした。エアコンの効きが悪いんですあそこ。入った瞬間「あ、だめ寒い」なるくらい(笑)。結局あまりの寒さに発表直前まで教室内なのにコート着てました。なかなかない経験ですね。
本題の修論発表です。
あっという間でした。この一言に尽きる気がします。
修論にかけた時間が、あの徹夜が、あの朝日がこの数分に凝縮されてると考えるとなんだか感慨深いものがありましたね。後輩に同じ気持ちになって欲しいような欲しくないような。
これだけは言えます、もっと計画的にやるんだぞ!



発表は今まで3年間研究ゼミで幾度となくしてるので本番も大丈夫だろうと思っていたんですが、いつになっても発表は緊張するものね。緊張して記録用ビデオの方全く見れませんでした。スライドばっか見てました。多分カメラ目線は1秒もない気がします。
質疑応答ですが、情けないことに後で先生に聞いたら、もらっていた資料に全部答えが載ってました。悔しい。完璧に答えられたはずだった。めちゃ悔しい。
3期生最後の発表も結構それぞれの個性が表れていた気がします。
いつも通り淡々と答える人もいれば、難しい指摘に必死に喰らいつく人、などなど
特に記憶に残ってるのは、Yくんが結果を謙遜しすぎてアピールになってないと指摘されたときは失礼ですがなんか「らしいなぁ」と思いました。



最後になりますが、この研究に取り組んだ3年間は自分にとって大きな成長の糧となったと感じています。
これまでの経験を活かして、これからの社会人生活も頑張っていきます!
3年間お世話になりました!
下記は本年度M2の修士論文のタイトルです。
・ 鋼構造建物の保有水平耐力計算における層間変形の算出方法に関する考察
・ 有限要素法による風力発電設備支持物の応答分析と損傷度評価に関する研究
・ 大振幅地震動に対する制振構造の変形集中を抑制する設計手法の提案
・ 等分布積雪荷重下における発泡ポリスチレンアーチ構造の開孔配置に関する構造・採光性能の多目的最適化と感度解析
・粘性ダンパーを用いた制振建物のエネルギー法に基づく長周期長時間地震動の応答評価法の提案
・ 懸架型パラレルリンク機構を用いた免震システムの鉛直動的力学特性に関する研究 -作動油の粘度による特性変化-
執筆:永井