2022年度卒業研究 中間発表
2022年7月23日(土)対面にて構造・材料分野の卒業研究の中間発表会が行われました。
去年まではオンラインで行われていましたが、新型コロナ感染症がひと段落したこともあり漸く対面で行うことができました。
対面独特の緊張感がありましたが、B4それぞれ自身の研究に関して、準備したことしっかりと発表に表現出来ていたと思います。
本年度の富澤研の卒業論文のテーマは、昨年度のテーマに加え二つの新規研究が追加されました。
新規で加わった研究は、大振幅地震動に対する制振構造に関する研究と振動制御効果の定量評価手法に関する研究です。どちらの研究も基本は文献調査することが主になり、結果がはっきりと得られにくい分大変そうですが、研究意義はとても深い研究だと思うので頑張って欲しいです。
また、本年度も生体反応計測を使った研究やミャンマーの煉瓦基礎に関する研究などで研究室のメンバーで協力して、実験・施工を行う研究があります。どちらもなかなか経験出来ないものなので、研究室みんなで楽しみながら取り組んでいきたいと思います。
下記は本年度卒業研究のタイトル案です。
- 生体反応計測による単振動に対する感覚の定量化に関する研究
- 非線形粘性ダンパーを有する中低層制振建築物のエネルギー吸収評価に関する研究
- 大振幅地震動に対する制振構造の挙動に関する研究
- 建築物の振動制御効果の定量評価手法に関する調査研究
- 懸架型パラレルリンク機構を用いた免震システムの静的力学特性に関する研究
- 風力発電設備支持物の余寿命評価のための実測調査研究
- 風力発電設備支持物の実測に基づく減衰評価
- 発泡ポリスチレンを用いたアーチ構造に対する最適化手法を活用した開口配置に関する研究
- セルフビルド可能な低コスト住宅の構造性能評価-高さ寸法の異なる有孔煉瓦基礎の載荷実験-
執筆:永井