Road to 富士山 御岳山編

今回の記事はなぜか2人書いてくれたので2視点でお楽しみください!

武田丈視点

富士山登ろうプロジェクト第二弾!

今回やってきたのは青梅市にある御岳山です。
JR御嶽駅から出発した一行を待ち構えていたのはなんと、きれいにアスファルト舗装された急勾配の坂道でした。ぬぐい切れないコレじゃない感を抱えながら1時間弱ほど歩き続けた我々は、目の前に現れたケーブルカーに飛び乗りました。もちろん、「疲れた、もう歩けない、暑い」なんて思った訳では決してございません。今回は帰りの時間が決まっていたので仕方なかったのです。涼しいケーブルカーがたどり着いたのは山の中腹当たり。ここから歩いて山頂の神社を目指します。なんとか鳥居の前までたどり着き、手水をして鳥居をくぐってゴール!!かと思いきやそこから長い長い階段が待ち構えていました。最後の関門です。息を切らしながらやっとの思いで登頂を果たし、参拝し終えた達成感溢れる我々の写真は撮り忘れました。

大自然!!

御岳山との闘いはまだ終わりません。七代の滝と呼ばれる滝を目指して再び歩き出しました。滝までの道中は山の斜面に人が歩けるように無理やり階段を付けた、いかにもといった山道でした。これを求めてたんだよという思いとは裏腹に「この蹴上げバグってるだろ」と建築学科特有の不満を垂れ流しながら歩いてた気がします。

滝つぼで休憩中でもカメラ目線は怠りません
険しい道のりだったね

これは余談なんですけど、滝って実物見てがっかりする観光スポットの代表ですよね。ここでこの話をしていることに深い意味はないです。帰りの記憶はあまりありません。ケーブルカーの中は相変わらず涼しかったです。果たして富澤研登山部は全員で富士山を制覇できるのでしょうか。今後の活動にもご注目ください。

渡邊充規視点

前回の高尾山に引き続き、私たち4期生は今回御岳山に登ってきました。ルートはJR御岳駅―滝本駅間を徒歩、滝本駅―御岳山駅をケーブルカー、御岳山―七代の滝を徒歩、という流れで登山を始めました。

御岳山―七代の滝までのルート(Yahoo!地図より)
御岳山―七代の滝までのルート(Yahoo!地図より)

午前10時、私たちはJR御嶽駅に着きました。基本的にはJR御嶽駅から滝本駅まではバスを使って行くらしいのですが、そんなことは知る由もなく滝本駅まで徒歩で歩みを進め始めました。この日はとても日差しが強く、舗装された道と言えど勾配が大きめな道が多く開始早々へばりかけ下を向いていました。しかし、顔を上げてみると目の前には自然が一面に広がっておりさっきまでの気持ちをリフレッシュさせてくれました。そんなことを繰り返し、気づいたら滝本駅に着きました!

登山スタート!
我らが多摩川

滝本駅―御岳山駅は、ケーブルカーでの移動。元々御岳山を上る理由は、富士登山のための事前訓練の筈なのですが、ケーブルカーに乗る機会もあまりないのでそれはそれでいいかと思って片道600円を払って科学技術に甘えました。いざ乗ってみると、線路の勾配が思ったより強く少し怖かったです。いつか、ケーブルカーが壊れて下までジェットコースターのように落ちてしまうのではないのかとずっと考えていました。でもとても楽でした。

科学技術のおかげで、楽々と御岳山駅に着きました!この場所にケーブルカーを設置してくださった先人の方々に感謝してます。ここからは武蔵御嶽神社を目指して、階段を上り礼拝をしておしまいです。次行くぞーと思いきっていた所、「お遊びはここまでだ」と言った声が突然聞こえてきたような気がしますが、そんなことは気にせずに次は七代の滝という場所を目指して私たちは歩みを進めました。ここからは、舗装されている道はなくいよいよ山登りするという気持ちにさせてくれる道が私たちを待ち構えていました。

マジで山道
みんな頑張っている

山登りに来たはずなのに七代の滝までの道のりは基本的に下り道が多かったです。蹴上もバグっていて、普通の階段のように降りることが難しくちゃんと一段一段脚を伸ばして下りないと転んでしまうくらいマジで蹴上がバグっていました。そんな階段なのですが、脚を伸ばす時に楽々と下の地面に脚が届いてしまい「私の脚長いわーー」と自画自賛する輩もいました。

道中

基本的には圏外で、スマホで現在位置を見ることもできず案内の看板も道中には無くただひたすら目の前に続く道を進んでいったら目的地である七代の滝に着きました。とても暑かったのですが、流れる滝を目にした瞬間とても涼しく感じ心地いい空間がそこには広がっていました。そこで我々は、天然の音のソナリティを聞きながら登山の疲れを癒しました!

ほら涼しい
休憩

帰りは、下ってきた道を登る作業止まったら次動き出すのにとても「エネルギー」を使うのでとにかく止まらないことを第一目標にしました。右足を出したら次に左足を出すということ意識するくらい暑さにやられて疲労困憊でした。あとどのくらいで着くのかを来た道の景色から逆算を何回もしているうちに御岳山駅にたどり着くことが出来ました。帰りは「お遊び」ではなくとにかく地獄でした。今回の労いとして揚げメロンパンやラムネを頂く人がいました。とてもいいですね。帰りの電車ではみんな爆睡、お疲れ様です。次はどこへ行きましょうかね。