ドームハウス 見学
2021年11月25日に埼玉県深谷市の株式会社アーキテクトにドームハウスの見学に行ってきました。ドームハウスは、ジャパンドームハウス株式会社が設計・製造・販売するポリスチレンをもとにした建物です。
建築物の構造材のほとんどは木材・鉄・コンクリートです。一方で、ドームハウスの構造材は特殊発泡ポリスチレンとなっていて、世界初の新素材を用いています。このポリスチレンは建築物として使うために、国土交通大臣の認定を取得しています。
発泡ポリスチレンは発泡スチロールとも呼ばれ、緩衝材として使われることが多い素材です。特徴としてはクッション性や断熱性に優れており、さらに非常に軽い素材としても知られています。この特性を活かして特殊加工することにより、建築物の構造体として使用できるようにしているそうです。
見学会では、住宅のモデルルームとプラネタリウムを見学させてもらいました。住宅のモデルルームでは、壁も屋根も一体となった内部空間に不思議な感覚を覚えました。プラネタリウムでは、アロマや音楽とともにドームハウスの壁に投影した映像を楽しみました。また、ドームハウスの開発過程や特徴、事例などを説明していただきました。
ドームハウスは住居だけでなく、ホテルとして活用されている場所もあるので、機会があれば訪れてみたいです。ジャパンドームハウスのホームページで事例紹介がされていて、特に熊本県や和歌山県に多くの事例があります。
執筆:小川