2022年度 修士論文 口頭試問(後輩目線)

 我が家のマンションで回線の工事が今後されると聞いて、少しは通信速度が上がるのかと期待に胸を膨らませながら家を出る支度をした。いつもの駅までの道をチャリで走り抜けていく。私をひき逃げした車はないか血眼になって探していた時期もあったが、今は老後の年金問題や環境問題のことで頭がいっぱいだ。

 ついに本日、お世話になった大先輩方(以下敬称略)の最後の集大成である修士論文の発表会。発表会場は東京ビッグサイトではなく、いつもの明治大学。私が大学に着くと、先輩方は既におり、スーツを身に着け、ソワソワしていた。トイレ我慢しているのかな?と思ったがどうやら見当違いで、緊張でソワソワしているらしい。そのことに気づいたのはもう少し先の話である。

 「ここからは(発表者目線)を見てから書いています。どうも退屈そうな後輩1号です(笑)。めっちゃいいこと書いています。見ていない人はそっちを先見てください。ほんとに。」発表会場がちゃんと暖かいことに懸けて、上着を置いてきたが、大寒波が襲来していた。緊張しながらも堂々と発表している先輩方の姿、かっこよかった。1年後の自分達も同じステージで発表できるかなあと修論に向けて少し焦りを感じた2月の中旬のことであった。(先輩方、本当にお疲れ様でした。)

下記は本年度の修士研究のタイトルです。

・シュタイナー角配置を活用した最適化設計手法の考案
・回転慣性磁気ダンパーのリアルタイムハイブリッド実験による鉛直動に対するセミアクティブ制御に関する研究
・浮揚免震システムの地震時応答に関する研究 ―重量偏心の影響と水平長周期化の効果―
・ダイナミック・マスを用いた制振建物の簡易設計図表の提案―応答低減領域における質量比・振動数比の影響―
・複合構造風車支持物における応答スペクトル法に基づく地震応答評価と応答補正手法の提案
・実測に基づく風力発電設備支持物の応答制御に関する研究 ―多重TMDが制振効果に与える影響―
・粘性ダンパーを用いた中低層建築物におけるエネルギー法に基づいた評価手法の提案

執筆:髙橋