釜沼サウナ(築土庵/EARTH SAUNA)の竣工式に行ってきました!
本日は11月4日、11月に入りましたが、気温は22℃を超え、上着無しで過ごせるよく晴れた気持ちの良い日に、釜沼サウナ(築土庵/EARTH SAUNA)の竣工式に行ってきました。
川島先生、川島研のみなさん、招待していただきありがとうございます。
釜沼サウナPJは、千葉県鴨川市での伝統集落の再生や古民家改修の設計・施工を中心としたプロジェクトのひとつです。明治大学からは川島研・富澤研・光永研が参加しており、主に蔵サウナの設計・施工に取り組んでいました。
これまでの経緯については以下のサイトを参照ください。
土でつくるサウナ EARTH SAUNA Project:https://small-earth.org/sauna
竣工式にて完成したばかりの建物を見学してきました。リノベーション前の建物の状態を知っており、さらに、川島研が中心となって進めていた施工にも時々参加していたため、少しではありますが自分たちが関わった建物が完成したこと、見れたことがとても嬉しかったです。セルフビルドでここまでできるんだ!という驚きもありました。
初めて釜沼に訪問した約2年半前の2022年5月、すでに一部スケルトンにはなっていましたが、リノベーション前の建物を調査しに行きました。
建物の損傷具合のチェックとして、建物の柱や梁や筋交いなどの構造的に大切な部材が損傷したり、腐ったりしていないか確認しました。
実際に版築試験体に触れたり、非構造部材の解体を進めたり、大学にいるだけではできないような経験もしながら、大学では交換する構造部材の決定や壁の配置などの検討を進めました。
その他にも、表面を炭化させた松杭をつくって打ったり、版築壁をつくったりと、現地でたくさんの汗をかきました。
上記のような富澤研が経験した作業以外にも、もちろんたくさんの作業があり、川島研のみなさんは泊まり込みをして作業を進めていたようです。
わたしたち富澤研は施工のフェーズが変わるごとに時々訪れ、その一部をお手伝いをしました。どの日も1日参加するだけでしたが、とても大変な作業でした。。。
富澤研で行く機会を何回も与えてくださった富澤先生、行こうよという誘いに乗ってくれた後輩たち、ありがとうございました。
その後も川島研のみなさんを中心に施工が進められ、ついに完成の日を迎えたようです。
完成のお披露目会(竣工式)では、サウナの周辺に現在施工を進めているいくつかタイニーハウスも見て回ることになっていました。
明治大学のメンバーは、サウナに興味津々で時間をかけて、ゆーーーーっくり見ました。やはり自分たちが関わった建物を見学したい想いが強いのは当然ですよね。
サウナでたくさん時間を使ってしまったので、タイニーハウスは駆け足で見ることになってしまいました。
タイニーハウスには様々な種類があり、学生のセルフブルドで作られています。こちらも興味深く、外観だけでなく内部も見学させてもらい、さらに説明もしていただきました。
どれも特徴があり、それぞれ建物の名前になっているようです。
タイニーハウスももう少しゆっくり見たかったですが、サウナに時間かけたので、仕方ないですね。
竣工した建物のBefore・Afterをお見せします。
Before(解体・施工中)がAfter(竣工後)になりました、感動です。
おまけで、版築試験体の様子をお見せします。植物が育ってきましたね。
今後もサウナの周辺ではプロジェクトが進められていくそうなので、それも楽しみにしています。
執筆:小川(1期生),富澤徹弥(教員)