ブリヂストン見学会
10月31日にブリヂストンの皆様のご案内で、免震部材の製造工程と免震館の見学をさせていただきました。前回の知粋館の見学会に引き続き、免震の研究をしている筆者にとっては大変うれしい見学会でした。ブリヂストンの皆様、誠にありがとうございました。
今回見学させていただいたのはブリヂストンの横浜工場です。まず初めに、会社の概要や国内の免震建物に関する説明をしていただきました。普段、多様な研究を行っている富澤研の学生にとっては真新しい情報も多かったのではないでしょうか。
続いて、免震館にてブリヂストンの沿革をはじめとし、免震構造の積層ゴム(以下、免震ゴムと呼びます)の実物や地震体験をさせていただきました。将来構造設計を仕事とする筆者的には、免震ゴム下の配筋を見ることができたのは大変貴重な経験になりました。加えて、免震ゴムができるまでの一連の流れや、LRB、弾性すべり支承、高減衰ゴムなど、普段の研究室生活ではあまり触れない貴重な知識を学ぶことができました。
最後に、実際に免震ゴムを製造している工場を見学させていただきました。加硫プレス機やプレフォーミング製法によるゴムと鋼板の自動積層作業を見ることができ、大変楽しい見学会となりました。改めて、ブリヂストンの皆様、この度は誠にありがとうございました。
見学会の後はバスで少し移動し、しゃぶしゃぶを食べました。筆者は、お酒のないお食事会は新鮮で、たまにはこんなのも悪くないなと、思ったり思わなかったり…(笑)
一人暮らし勢には大変うれしい食べ放題で、なんだかんだ2, 3時間ほど食事を楽しみました。現在は卒論、修論に勤しむB4とM2、就活で大忙しなM1と、なかなか研究室の皆で外で集まることも難しい時期ですが、皆にとって楽しい息抜きになったのではないでしょうか。(筆者と直属の先輩、後輩は翌日に実験を控えており複雑な心境でした。)
今のメンバーで過ごす時間も残すとこ3か月程度となってしまいましたが、残りの時間を精一杯楽しみましょう。次回はOB・OG会の記事になるかな?それではまた!
筆者:原