2期生があなたたちで良かった!

3月に入り数日がたった頃、気温がぐんぐん上昇してもう春になるのかと思ったら、みるみるうちに降下してやっぱり冬かと思い、まだ寒さを感じる今日も社会人は満員電車に揺られて通勤しています。もうちょっと、どうにかならないものなんですかね、満員電車。

満員電車「快速急行 新宿行」

出社すると、上長がパソコンに向かって、「・・・・・・すみませんけど、花粉症で目が開かないんです!!・・・・・・」と叫んでいるのを聞く日々です。そんな春の訪れを感じるのが私の部署では毎年の恒例だそうです。

2期生のみなさん、高尾山の登頂(修了)おつかれさまでした。様々な困難があったとは思いますが、最終的には楽しめたようで何よりです。
来年度、3期生のトライアスロン(修了)の報告を今から楽しみにしております。きっと期待に応えてくれることでしょう。(知らんけど。)

修了おめでとう

研究室生活を勝手に振り返ってみると、まだまだ研究室としての環境を整えつつある状況で配属されましたよね。
1期生の決定内容や方法に踊らされたり、悩まされたりしながらも、1期生を含めて研究室のメンバーをたくさん助けてくれて、頼らせてもらったと思っています。
M2として過ごした今年度のことはわかりませんが、良きところはより良く、改善すべきところは改善してくれたのだろうなと想像しています。
いろいろありがとう。

ついに本日、卒業式を迎え、後輩たちによる送迎会が行われたかと思います。
社会人への1歩が近づいている2期生のみなさんには、社会人への歓迎の品を送付しますので、お受け取りください。
なにかと使うペンをプレゼントしますので、替え芯はご自身で交換してくださいね。
替え芯も細さに迷うのですよね。文字を書くなら0.38。詳細図を描くなら0.5。といったところでしょうか。個人的にはシナジーチップタイプでブルーブラックが出てきて欲しいものです。

2期生のみなさん
社会人へ
ようこそ

さて、社会人になりたてで、まだまだ社会人とは何なのかを知り始めたばかりの私たち1期生が1年間もがきながらも、感じたこと・今見えている景色などをお伝えしようかと思います。

最初に、富澤研は恵まれている、ということをお伝えします。
1期生は社会人となって会社の同期と過ごす時間が増えると共に、研究室の同期がお互いに思いやりや気遣いがあり、どれほど賢いかということを実感しています。
1期生の私たちには先輩がいませんので、先輩のことはわかりませんが、来年度会社での後輩ができるときにもどれだけ恵まれていたかを実感するような気がします。
もちろん、富澤先生や、富澤先生が与えてくれる環境にも同じようなことが言えると思います。

1期生は同じ職種に就いているメンバーが多いですが、時々会ってどんな仕事を任されてるか、経験しているかを話すこと・聞くことはとても刺激になります。
置かれている環境の違いに悔しさこそ感じることも多いですが、その悔しさやちっぽけさが明日の活力にもなっているのは確かです。
まだまだお互いに助け合えるほどではありませんが、そのうち教えあったりできるようになるのかなと想像してます。そんな未来が今から楽しみです。

いつか2期生のみなさんにも頼ることがあると思うので、困ったときには力を貸してください。
学年関係なく、お互いに困ったときにはなんでも相談できる関係を築きたいです。解決できることは解決したいし、一緒に悩めたらいいのかなって思います。なんだかんだ言ってみんな相談に乗ってくれると思います。全国どこにいても助け合い合いましょう。

社会人と聞くと、一般的には朝早く起きて混雑した電車に揺られて、通勤するイメージがあると思います。
朝が不得意な人もいると思いますが、毎日同じ早めの時間に行くことになって、早起きは意外とできちゃうので、心配する必要はなさそうです。もちろん、飲みにも行きます。

遅刻をよくしていた?人も何とかやってるみたいです。笑
最近はフレックス制度や在宅勤務も浸透してきているので、フレックスを使って少し遅めに出社している人もいます。
会社の制度は権利なので、十二分に活用してみてはいかがでしょうか。

朝弱い2人もなんとかやってるよ

これまでの研究とは違い、実務に触れますが、研究と仕事の進め方はそれほど大きくは変わりません。
上司や先輩に教えてもらいながら始めて、徐々に任されるようになっていくと思います。適宜打ち合わせをして成果物を完成させます。
よく「ほうれんそう」が大事だと言われますが、これは上司に責任を持ってもらうことだとイメージするといいかもしれません。話を聞いてくれない人は少なくなっていると思いますが、これはわかりやすい例えだなと個人的には思っています。(ここは研究とは違うので在校生は注意するように。)

これはほうれん草ではなく、ブロッコリー @神戸空港

仕事を進めるときには、その進捗共有や成果物の方向性を適宜確認することが必要です。それほど急いでいない仕事はできる限り早いタイミングから内容を確認するといいと思います。
一方で、業務の中には、今日まで、明日までの突然の仕事があります。これらは確認のタイミングが締切ギリギリになってしまうので、限りなく完成に近い成果物を持っていくのが良いです。

仕事の進め方は個人の考え方があると思いますが、やはり一般的に通用するやり方はあります。
早い段階でそれを学んでおくことは、長い社会人生活においてとても役立つのではないかと思います。興味があれば本を紹介するので、連絡ください。

業務を進めるにあたっては、社内・社外問わずに、コミュニケーションをとることがとても大切になります。
これまでの学校生活とは違い、仕事仲間は自らの意思で完全に選べる訳もなく、とても長い付き合いになります。
知り合って間もない頃は、緊張などもありなかなか自分らしくいることは難しいと思いますが、徐々に自然体で過ごせるようにするのがいいと思います。

特に同じ部署の人とは長く一緒に過ごし、業務を進めることになるので、自分に無理をさせないように、社外を含めた様々な人との関係を構築していくと良さそうです。
そこで構築された信頼関係やネットワークは、困ったときに助けてもらうことのできる大切な存在になるはずです。
そんなときにも研究室の仲間は、とても心強い存在になるわけです。

とっても心強い自慢のなかまたち

人生では仕事の時間がどうしても長くなるので、どうせやるなら一生懸命がんばるのがいいとは思いますが、やはり他での自分の楽しみも大切ですよね。仕事=趣味の人はいいですが。

よく言われる、学生は時間はあるけどお金はない、社会人はお金はあるけど時間はない、というのは本当です。
だけど、意外と遊べて楽しいです。有給休暇などを上手に使えば、もっともっと楽しめます。とはいえ、社会人にはまあまあ制約があるので、学生のうちにやるのをオススメすることもあります。
そのうち誰かの気が向いた時に記事が出るかもしれませんね。
 ※とある会社の1年目は少し例外で、収入と支出を0にする力を求められます笑 それでも、時間がないというのは不変です。

仕事終わりや休日にリフレッシュなどできることを見つける必要があるかもしれません。
ストレスが溜まったり、気を晴らしたい時にはちょっと身体を動かしてみたり、遠出してみたり、研究室のメンバーを飲みに誘ったりしてみたりするのがいいかもしれませんね。

夕やけや富士山を見に行ったり
どこか遠くへひとっ飛びしたり
マイナスイオンを浴びたり

ひとりで抱え込みすぎず、お互いに良い影響をもらいながら、頑張りすぎず頑張って、仕事とプライベートのバランスを調整して、心身ともに健康に過ごしていきましょう。
誰にでもいいので、仕事を辞める前に相談してくださいね。

最後に、改めて修了おめでとうございます。あと数日経ったら社会に出て、各社の一員として働き始めると思います。それと同時に、富澤研の卒業生となります。
これからも富澤研の在校生が誇れるように、また富澤先生の力にもなれるように、まだまだ少ない卒業生でこれから増えていく段階ですが、ひとまず1期生・2期生で頑張っていきましょう。全国各地で富澤研OBOGの会が開かれると良いですね。異動の時は連絡取り合いましょう!
在校生にも、私たち卒業生が誇らしくいられるよう、頑張ってくれることを期待しています。

執筆:1期生 小川

あとがき

思い返せばちょうど2年前の春休み、つくりたいよねと言って始めたホームページ。気がつけばあと数本で記事100本到達です。
富澤先生に提案して、いいよと言ってもらえたこと、色々設定をして構築をしたとき、様々な出来事を思い返して記事を書いているとき、後輩のみんなが続けてくれていること、富澤先生に会うたびホームページがあって助かると言ってもらえること、富澤先生も記事の執筆に参加してくれていること、他にもありますがホームページ創設・構築者はいろんなときに楽しさ・嬉しさを感じます。

ホームページの更新は、もしかしたら卒業生が一番楽しみにしているかもしれません。
業務中、ちょっと一息つくときにのぞいて、新しい記事がないか見てみたり、前の記事を読み返してみたりしています。

ホームページ創設時に富澤先生と交わした約束が一つあります。それは、"ホームページの運営を1,2年で途切らせてはいけない"です。
何を書いたって良いです。形式ばってなくて良いです。蓄積こそが重要だと我々は思っています。(おそらく先生も)

これからも更新よろしくお願いしますね。公私問わず、自分たちの見せたい富澤研を発信して頂ければそれだけで十分だと思います。
何か設定したいことや困ったことがあったときには連絡ください、必ずどうにかしますので。